上記をヒアリングからプランニングに反映しています
あいの家は坪75万~なので単純に計算すると
2200万÷75万=29.33坪となりますが、
最初のプランでその予算ギリギリの広さの設計はしません。
なぜなら広さではなく、暮らし方を重視しているため2000万÷75万=26.6坪くらいの余力を残し、本当に必要な部屋の広さを確認し、その上で収納スペースや屋根裏空間などの“遊び”を取り入れます。
大抵予算と理想を考えるとモチベーションがダダ下がりです。そして予算に合わせるために、「家づくり」を始めたきっかけの“想い”を最初に外しがちです。それは贅沢かな?と感じるから‥。
叶えたい“想い”のイメージには優先順位があるはずです。予算に合わせて絶対に外していけないのは、家づくりを始めた時に「こんな暮らしをしたい」とイメージしたところです。「寝室に書斎」「リビングにスタディスペース」「天候を気にしない室内干しスペース」など、そこに家の付加価値がつく“想い”を実現させるからこそ、“暮らしに合わせた家”に納得できると考えています。
とは言え、「コストダウン」には床面積を下げなければいけないのも事実(ノД`)・゜・。
本当に和室が必要か?
友人や両親が泊まりに来る‥かも!と和室をどうするかで迷っている方が多いです。
「和室にどれくらいかかるか」
単純に和室は洋室に比べて高いです。
例えば6帖+押入れ1帖=7帖
坪65万~と計算しても3.5坪(7帖)×75万=262.5万~、
8帖間+押入れ1帖なら4.5坪=337.5万~
和室が客間としてだけ使われる場合この金額をかけるのか?リビングの延長として日常に使える畳スペースに変えられないか?
そして間仕切りの建具(襖)の有無。安くありませんし、戸袋のスペースで開口が狭くなります。
左:オープンな開口(1間半)
右:間仕切りを入れた場合、襖一枚分が常に壁となり開口が狭くなる(1間)
※どうしても仕切りが欲しい場合は和室内側にロールスクリーンの設置をオススメしています。
最新設備に心を奪われていないか?
住設備(キッチン・浴室・トイレ・洗面など)はもっとも予算が跳ね上がるところです。必ずショールームに足を運んでいただくのですが、自分が必要な機能を頭に留めておかないと、最新設備に心を奪われます。絶対!!
いいいんです。最新の設備は痒い所に手が届くというか、「わ~便利wwww」が満載!!
But ひとつひとつは少額でもまとめると高額!!((+_+))
2階に洗面・トイレが必要か?
2階のトイレも本体の価格と給排水管などで設置に40万以上かかると思って下さい。考慮すべき点は朝やお出かけ前、就寝時。弊社のプランで2階にトイレ率は68%でした。付けない理由として掃除箇所が増えるのが嫌という方もいました。しかし後からリフォームで増やすと60万以上はかかりますし、できない場合もあるので、じっくり考えたいところです。ひとつ余談ですが「もし同じ床面積で平屋で計画するなら‥?」「トイレは1つで大丈夫です」の意見が多いです。
予算に合わせて床面積が減ったとしても、広さを感じさせ、「暮らしに合わせた家」を提案しています。ぜひ皆さんの想いをお話しください。
https://www.mutenka-ai.co.jp/works/1761
https://www.mutenka-ai.co.jp/works/1634
https://www.mutenka-ai.co.jp/works/1876
https://www.mutenka-ai.co.jp/works/1599
子育て真っ只中の建築士が、一緒に家づくりをお手伝いします。間取りの事、家事動線の事、「家でくつろぐ」という事、子どもの教育の観点でも家づくりを一緒に悩み・ご相談ください
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